ニュアラの宿だより
ニュアラのアトリエがある、
瀬戸内に浮かぶ鴻島。
島のほとんどの自然が手つかずで
牡蠣やみかんの栽培を
主な資源としています。
バブル期に別荘地として開拓されたこの島も
現在の人口は島全体でわずか40人ほど。
ほとんどだれにも会うことがない、
しずか〜な時間を過ごせるところが気に入って、
2020年から松本は、
京都と島の2拠点生活をしています。
島の自宅の近くに、岬の先端に建つ、
眺めのいい物件が空くかもということで
すぐさま手に入れたアトリエ。
このたび、
ここの2階を宿泊施設に改装しました。
建築士さんに設計をお願いし、
大きな工事は施工会社さんに依頼、
自分たちでできるところは自分たちでやりました。
今回はその様子をお届けしますね!
![ニュアラの宿だより](https://nuala.jp/_/wp-content/uploads/2024/06/image15981488.jpg)
天然素材の建物にしたくて
珪藻土を塗り塗り。
![ニュアラの宿だより](https://nuala.jp/_/wp-content/uploads/2024/06/image15981492.jpg)
分量を測って
お粉、水を入れているところ。
![ニュアラの宿だより](https://nuala.jp/_/wp-content/uploads/2024/06/image15981494.jpg)
真夏の工事は暑すぎる!
基本Puntoeのスリップでの施工でした笑
誰にも会わないからいいのです。
![ニュアラの宿だより](https://nuala.jp/_/wp-content/uploads/2024/06/image15981495.jpg)
電ドリで攪拌。
この作業は脳が揺れて
好きではありませんでした。
![ニュアラの宿だより](https://nuala.jp/_/wp-content/uploads/2024/06/image15981496.jpg)
友人がお手伝いをしてくれています。
天井を落として高くしてから
石膏ボードで天井を作っています。
ビスの穴や継ぎ目を継ぎ目をパテで埋めてから
珪藻土を塗ります。
![ニュアラの宿だより](https://nuala.jp/_/wp-content/uploads/2024/06/image15981498.jpg)
天井を塗るときは「ボタっ」と髪の毛に垂れてくるので
左官屋さんが使う「コテ」ではなく
シール剥がしなどに使う「へら」が役立ちました。
![ニュアラの宿だより](https://nuala.jp/_/wp-content/uploads/2024/06/image15981499.jpg)
塗る作業は頭の中に空白ができて
瞑想のような時間。
ご機嫌そうです。
![ニュアラの宿だより](https://nuala.jp/_/wp-content/uploads/2024/06/image15981500.jpg)
客室のメインの窓は
もともと大きな窓でしたが
あえて小さくすることで
絵画のような印象にしようということに!
![ニュアラの宿だより](https://nuala.jp/_/wp-content/uploads/2024/06/image15981502.jpg)
隠す高さを慎重に決めて
美しい比率を探りました。
新たに壁を作ります。
![ニュアラの宿だより](https://nuala.jp/_/wp-content/uploads/2024/06/image15981503.jpg)
まだ照明器具をつけていないので
暗くなったら工事は終わり。
宿からの美しい景色に
毎日息を呑みながらビールを飲みました。
![ニュアラの宿だより](https://nuala.jp/_/wp-content/uploads/2024/06/image15981504.jpg)
vol.2では
島ならではのグルメ情報を
お届けします!
お楽しみに!