じぶんでそめる「ニュアラ染めキット」
1.なぜ「染めキット」?
「じぶんでそめる」をコンセプトにかかげたニュアラ。
完成された商品を「買う」のもいいけど、
少しだけ自分の手をかけることで、
もっと楽しくて愛着が湧くよ!ということを伝えたくてはじめました。
2.ニュアラ染めキットの使い方
自宅のキッチンやお風呂場で簡単に始めることができる「ニュアラ染め」。
中にはこんなものが入っています。
キットの内容:説明書・粉3種×2セット・ビニール手袋・ネット・洗剤サンプル・お試し布2枚(シルクコットン)
ほとんどの方は「じぶんでそめる」のがはじめてだと思います。
キットに付属の説明書を読んでから始めましょう。
ニュアラ染めの手順は動画で見ると分かりやすいです。
一度染めてみると、
「次はこれ染めたい〜!」
と思われると思います。
もしかして、最初失敗してしまったとき、
「これが原因だったのか、こんどこそは!」
と、きっと思われると思います。
なので、2回分のセットに小分けしてあります。
たぶん、1回目より2回目の方が余裕があって楽しめるので、
少しづつ包んでいます。
3.自由にそめる
素材によって染まり方は変わります。
天然素材は濃く染まり、化学繊維は薄く染まります。
従来の「草木染め」では染まりにくい化学繊維も染まるのがおもしろいところ。
いろいろな素材を使ったアイテムを染めてみると、
思ってもみない濃淡が美しかったりします。
2回目は、お手持ちの衣類やランジェリーを染めてみるのも楽しいですよ。
自由に染めを楽しんでくださいね。
<ご注意>
- 使う時は、シールをはがしてそっと開いてください。
- 粉を落とす時は上から落とさず、下の方を目指すと粉が舞い上がりません。
- 染料は自然のものなので、3ヶ月を目安にお使いください。
〜キットに込めた思い〜
どうせなら、染める工程を「作業」と感じないような、
楽しい気持ちで進められるよう、
入れ物や包み方も、工夫をこらせました。
染料やその他の粉を包んでいるのは、
昔ながらの薬包紙。
小さい頃、病院でおじいちゃん先生が見事な手捌きで、
青や赤の薄〜い紙を折りたたんで
ササササっとお薬を包んでいる様子がかっこよくて、
この企画を考えた時から、
「手間はかかるけど、この包み方がいい!」
と思っていました。
包みをひらいた三角形の端からサラサラと落ちる粉の感触や、
指でトントン、とやったり弾いたりする動作が、
日本人のDNAに古くから刻まれているような気がして、
なんとなく楽しいと感じたからです。
ビニールのチャック袋にしたら簡単ですが、
長い目で見たらプラスチックゴミが増えるし、
かわいさもいまいち。
計量して、包んで、私たちも楽しみながらやっています。